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腎臓がん

腎臓がんについて

腎臓は、尿を造る臓器です、その他に血圧の調節、ビタミンDの活性化、造血ホルモンの生成などにも関わっている臓器です。
そら豆のような形をしておもさ130g、長径11〜2cmで、副腎と共に脂肪に包まれています。肋骨に上半分を守られるように、背中側に左右に1つづつ あります。腎がんとは腎臓の中の尿細管の上皮細胞から発生すると考えられています。

腎がんの統計
10万人当たりの発生率は、男性で7人、女性で3人程度です。40歳以上に発生しやすく、60歳台に最も多い腫瘍です。

腎がんの発生と病理

病因としては、腎不全、喫煙、性ホルモン、高血圧、肥満の関与が指摘されています。
また、常染色体優性遺伝であるvon Hipple-Lindau病と関連性が知られており、腎がんのうち最も多い組織型である明細胞がんでは3番染色体短腕の欠損がしばしば認められることが知られています。

明細胞がんの他には乳頭状がん、嫌色素性細胞がん、集合管がんなどの組織型があります。

症状

早期では無症状、最近は人間ドックの腹部超音波検査や、他の病気で精査中に偶然発見される場合が増えてきています。古典的な症状は、血尿、疼痛、腹部腫瘤ですが、骨転移による病的骨折や、肺転移による咳や血痰などの転移による症状で見つかる患者さんも少なく有りません。
また進行にともない発熱、食欲不振、体重減少、貧血(時に多血症)、高カルシウム血症などの多彩な全身症状を伴うことも有ります。

良性腎腫瘍

腎血管筋脂肪腫
血管腫と筋腫と脂肪腫からなる代表的な腎の良性腫瘍ですが、腎がんとの識別がなかなか困難です。
CTで脂肪成分を認めると診断が容易になります。大きいものは自然破裂の危険性が有るので手術をすることがあります。

オンコサイトーマ
CTで腫瘍中心部に瘢痕像を認めるのが特長ですが術前診断がむずかしい場合も有り手術後に診断がつくこともあります。

黄色肉芽腫
慢性炎症性疾患ですが大きな腫瘍をつくることが有り注意が必要です。

腎盂がん

腎盂の(粘膜)移行上皮から発生します。尿路造影検査と尿所見で多くは鑑別可能です。



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