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食道がん

食道がんについて

食道内面上皮より発生する癌であり、その組織の大部分は扁平上皮癌(90%以上)です。
以前は進行癌における治療成績や予後は他の臓器の癌より比較的不良と言われていましたが、近年著しく改善しています。
全国的統計においてリンパ節転移のない粘膜下層までの癌であれば術後の5年生存率80%以上であり、全体においても、 手術でとりきれた場合の5年生存率は50%を超えるものとなっています。

特徴

1.解剖学的位置について
頚部、胸部、腹部に渡り、咽頭と胃を繋ぐ管腔臓器であり周囲に気管、肺、大血管、心臓、各神経(迷走神経、 反回神経、横隔神経など)など周囲に重要な臓器と近接して存在します。

→進行癌の場合、周囲の重要臓器に直接浸潤する可能性が生じ、また手術の際においてはその特異的位置により手術手技 自体が困難となる場合があります。

2.転移について
リンパ流が豊富なため早期より広範囲(頚部、胸部、腹部)に渡りリンパ節転移が生じる可能性があります。また血液の流れに入り込んだ 場合、肝、肺、骨に転移する可能性があります。

 →術前診断が重要であり、その診断の結果、根治的手術をする際にはリンパ節郭清の範囲の選択に十分な検討が必要となります。

3.重複癌の合併
統計的に頭頚科領域の癌との合併頻度(咽頭癌、喉頭癌)が高いことが言われています。

→術前のチェック並び術後の注意深いフォローアップが必要となります。



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